ハスキーはてんかんが多い?犬のてんかんの基礎知識
2025/11/26
目次
「てんかん」は特別な病気じゃない?
「てんかん」と聞くと、どこかネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれません。
けれど実は、犬のてんかんはそれほど珍しい病気ではありません。
特に、シベリアンハスキーは遺伝的にてんかんを発症しやすい犬種のひとつといわれています。
これは、ハスキーの神経系統の特性や遺伝背景が関係していると考えられており、海外の獣医学文献などでも言及されています。
「てんかん」ってどんな病気?
犬のてんかんとは、脳内の異常な電気的興奮によって発作を繰り返す慢性の神経疾患のことです。
一度発症すると完治は難しいですが、薬や生活環境の工夫でコントロールできる病気です。
発症タイプは大きく2種類
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 特発性てんかん(突発性てんかん) | 原因がはっきりしないが、遺伝的素因が関係しているとされる。ハスキーに多い。 |
| 症候性てんかん | 脳の腫瘍・炎症・外傷などの明確な病因によって発症する。 |
よくある症状とは?

- 突然倒れて、手足を硬直させる
- 意識が飛び、ヨダレを垂らす
- ぐるぐると同じ方向に回る
- 虚空を噛むような仕草をする
- 発作後はしばらくぼんやりした様子になる
これらが1〜数分でおさまり、定期的に繰り返される場合、てんかんの可能性が考えられます。
ハスキーとてんかん——なぜ多いと言われるのか?
ハスキーは、世界的に見ても「てんかんの好発犬種」のひとつに挙げられています。
理由の一例:
- 血統内での遺伝的な要因(近親交配などの影響も)
- 神経的な興奮しやすい体質やストレス耐性の個体差
- 活動的な反面、刺激に敏感な性格が引き金になることも
てんかん発作を初めて目にしたとき、多くの飼い主さんがパニックに陥ります。
そのためにも、事前に知識を持っておくことがとても大切なのです。
まとめ|てんかんは“共に生きる”病気
ハスキーに限らず、犬のてんかんはうまく付き合っていくことで豊かな生活を送ることができます。
「てんかん=不幸」と捉えるのではなく、「てんかんと共に暮らす」という考え方が、
飼い主にも犬にもやさしい在り方です。